◆日時
2019年1月23日(水)18:30~21:00
◆会場
勝田台文化センター
八千代市勝田台2-5-1
電話:047-483-2141
京成電鉄・勝田台駅・徒歩5分
アクセス
◆参加費

1,000円

◆プログラム
第1部 報告
『生き続ける為の経営戦略とは?』~染み抜きと手仕上げが自慢です~
報告者:(有)大久保クリーニング 代表取締役 大久保貴幸氏(八千代支部・相談役)

クリーニング業の市場規模はファストファッションの流行や洗濯機性能の向上など様々な要因で以前の1/3に、企業数は半分以下にまで減っています。市場の縮小のみならず人材不足や大手企業との価格競争の中、創業34年の大久保クリーニングは堅調な成長を続けています。
生き残るのではなく「生き続ける」大久保社長の経営戦略とは?

第2部 グループ討論

例会に参加して

『お預かり洗濯物が綺麗になると感動する、涙がでる!がすべての原点』河端慎介
株式会社ケイエスソリューションズ(八千代市村上南)代表取締役

上昇を続けていた1993年以降、マーケット自体はシュリンクしているクリーニング業界、クリーニング施設数も1997年の16.2万件から9.2万件に減少しています。
そんな中、右肩上がりで成長を続ける大久保クリーニングさん、通常は半径300メートル以内が商圏のクリーニング店ですが、大久保さんのお店はなんと習志野の秋津や千葉市など遠方からお客様がはるばる来店されます。

「成長期に行った設備投資(工場建設)が大きかった…」と語る大久保さん
地域のお客様に貢献するため、思い切った投資が今日の安定成長につながったそうです。

大久保さんは東京の葛飾生まれ、父がクリーニング店を経営、小学校2年生の時に八千代の高津に引越。
大学卒業と当時に大久保クリーニングに入社、価格競争や洗濯機や乾燥機の普及、技術の進歩など激変する業界の中で、先代の精神を引き継ぎながらこの時代の荒波を乗り越えてきました!

創業期、大久保さんのお母様は、一度来店されたお客様のお名前はすべて覚えていらっしゃったそうで、5,500人のお客様を口コミで集めました。

「お預かり洗濯物が綺麗になると感動する、涙がでる!」…がすべての原点、
地域のONLY ONEでなくてはならない」という大手との差別化を図ることによって長きに渡ってバツグンの存在感を示してきた企業です。

大久保さんのお人柄ややりがいを持ってお仕事に取り組んでいらっしゃる様子が想像できるような、温かいほっこりとした雰囲気の中での例会となりました。

地域にあり続けることが一番の社会貢献」とおっしゃる通り、35年間と長きに渡って経営しているのは本当にすごいと思いました。
目標にしなければならない経営者であると思いました。素敵はお話しをありがとうございました!!