2016年9月15日(木)18:30-21:00
支部9月例会
報告者
(有)飯田産業 課長 諏訪 晋巨氏
事業内容:産業廃棄物・一般廃棄物の収集運搬業、フロンガス収集・処理業務など

新会員さんによる報告リレー第2弾、9月は廃棄物処理業の(有)飯田産業 営業課長 諏訪晋巨さんの登場です。典型的な3K業種である同社ですが、平均年齢は34歳、若手社員の数、定着率共に非常に高い会社です。また、諏訪さんは障害者問題委員会のメンバーとしてご活躍されています。なぜ若者が笑顔で働くのか、なぜ営業課長が同友会会員なのか、なぜ障害者問題委員なのか、そこにはすべてに共通する一つの志がありました。

会場
八千代市市民会館
(八千代市萱田町728)
TEL:047-483-5111
アクセス
参加費:1,000円

例会に参加して

「シラシンケンの眼差し」山口栄
おそうじハウス山口さんち 代表

 私の故郷大分県では、「真剣」という言葉をよく使います。本来は「まじめ、本気」といった意味ですが、その使い方は方言化していて、「一所懸命」という意味合いでよく使われます。例えば「一所懸命走らないといけないよ。」という場合は「シンケン走らんといけんで。」という具合です。
 その「シンケン」を、さらに強調する表現として「シラシンケン」という言葉があります。

 肩書きは、「有限会社飯田産業 課長」。経営者でなく経営に直接携わっている訳でもない、一社員という立場で同友会に参加し、何かを掴もうとしている9月の報告者 諏訪晋巨さんの一言一言は、「シラシンケン」な思いが伝わる熱い言葉でした。

 入社当時のハードな仕事のことを話しながら、「きつい作業のことより皆で笑って仕事していたことしか思い出さない。」という諏訪さん。信頼できる先輩や同僚がいつも近くにいた環境が、諏訪さんを育て支えてきたのだなと、ちょっと羨ましく感じました。
 なかなか知ることのできない産業廃棄物処理という仕事の実情を、丁寧にわかりやすく説明してくれる諏訪さんの言葉は、仕事に対する情熱とプライドに溢れていました。

 会社からの「好きなようにやって下さい。」という言葉を、「自分にとって一番の指示」と捉え取り組んだ今の役職。
 「人の管理と教育」を自身の役割として、ひとりひとりと接しながら、それぞれに「役割」と「責任」を与え、最も大切な仕事への意識を何度も何度も丁寧に植え付ける毎日。
 その中で生まれたのは、「簡単に退社させない。辞めなくて良かったと思わせる自信がある。」という強い意志…心に響きました。

 「もっと成長したい」「思いの伝え方、話し方を勉強したい」という気持ちで、同友会への参加を決心したという諏訪さんのスピーチから見えてきたのは、仕事に対する視点をきっちり定め自分の立ち位置でしっかり立っている姿。そして、聞こえてきたのは沢山の血のかよった言葉達でした。

 「シラシンケン仕事を見つめ、シラシンケン人を見つめている」諏訪さんの一所懸命な眼差し。それが、従業員(ギャル)を笑顔にする秘訣か…
 ますます羨ましい…

9月15日(木) 	18:30-21:00 	支部9月例会
9月15日(木) 	18:30-21:00 	支部9月例会
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